白点病発生!重症化する前にフレッシュリーフ薬浴で治療! ~水草への影響はないのだろうか?~

うわ!

昨日までポツポツと小さい点がいくつか見えただけなのに、一晩経ったら一気に増えている!

カージナルテトラが真っ白だ!

 

アクアリウムをやっていると、一度は経験すると言われている白点病。

我が家でもついに発症してしまいました。

 

最初は、プラティの尾びれに2つくらいの白い点を見つけたのが始まりでした。

数日後、その白い点は消えていたのですが、カージナルテトラ数匹に白い点々が見え始め、さらに数日後には一気にそれが広がりはじめたのです。

 

水槽内のオトシンとサイアミーズを除く全ての熱帯魚に白点病の症状が発生!

プラティの尾びれ背びれは白点で埋め尽くされ、カージナルテトラは真っ白に。

ウロコが硬いプレコは一見無事だと見せかけ、しっかりお腹に白点が発生していました。

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(ガラスの点々はコケです)

 

この白点病について調べてみたところ、一旦広がると目に見えない幼虫が水槽内に蔓延するため、水槽全体の薬浴をしなければならないとか・・・

我が家の水槽は、ショボいながらも水草水槽。

薬浴中に水草を他の場所へ避難させることも考えましたが、その水草にも白点病の原因になる虫が付いていたら意味がないわけで、結局は水草ごと薬浴することにしました(他に選択肢はない!)

 

せめて・・・せめて水草に影響が少ない薬はないものかと、調べた結果フレッシュリーフに辿りついたのです。

 

これを使ってみた結果と、水草への影響について書いていきます。

 

フレッシュリーフとは

GEXの熱帯魚・金魚用の薬で、白点病や尾ぐされ病、水カビ病などの細菌性感染症に対して効果がある。

また、水草に影響がないとうたう唯一の商品である(私が調べた限りでは)

この水草に影響がないというのが、この商品を選んだ理由なのだが、本当に無害なのかどうか使ってみるまでとても不安でしたね。

使い方と実践

説明書を見ると、「本剤は水草に対して安全です」という表記とともに、水量に対しての適正量と薬浴の期間が記されている。

なるほど、こりゃ期待できる!

ネット上でバクテリアには多少なりともダメージを与えるという情報を得ていたので、薬浴の下準備として、セラミックろ材を取り出し、袋にいれて隔離することにしました。

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その他、マットなどのろ材は残したまま薬浴することにした。

数日薬浴するのに、全てのろ材を外すわけにもいきませんからね。

 

次に、我が家の60cm水槽の適量の薬剤をバケツに溶いてみました。

できあがったのがコチラ↓

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・・・おいおい

 

オイオイオイオイ!大丈夫かよ!なんだこの色!?

メチャクチャ毒々しくて食欲が失せる色しておるが・・・こんなモン、水槽に入れて大丈夫なのか???

 

30秒くらい躊躇したが、立ち止まっても仕方ないので心を無にしてコレを水槽へ!

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バケツのときより濃度が下がるので色は薄れたが、それでも水は中々の緑っぷり!

心配で10分ほど水槽内を眺めてみたが、熱帯魚のみなさんも水質変化に敏感だというミナミヌマエビも暴れることなく日常生活を続けている模様。

 

大丈夫。

 

(たぶん)大丈夫だ!

結果、白点病は治ったのか!?

毒々しい水も、翌日、翌々日と日を追うごとに色が薄くなってきました。

同時に効果も少しづつ薄れてくるらしいが、初日と変わらず熱帯魚もエビも元気に動いている様子。

 

更に2日経ったあたりで、明らかに白点病の白点の数が減ってきたのが見てとれたのだです!

 

いや良かった!毒みたいな水に見えたが、思い切って使って良かったよ!

 

更に翌日、薬浴を始めて6日目には蔓延していた白点病が一切見えなくなったのだ。

白い点で覆われてみるに堪えなかったカージナルテトラも、何事もなかったかのようにキレイになり、表面上は完治してしまったんです。

 

ただ、この白点病は白点が見えなくなっても水中に幼虫が潜んでいることがあるので、まだ薬浴を続ける必要があるらしいんです。目に見えないので何とも言えないんですが、そうなんでしょう!

説明書に従い、1/2ほど水換えをした後、適正量の薬剤を追加して更に一週間ほど薬浴を続けました。

 

結果、その後は再発もなくキレイさっぱり白点病が完治しました!

水草への影響はいかに!

気になる水草への悪影響は、(たぶん)ありませんでした!

「たぶん」と書いたのは、この薬浴から1週間後くらいからピグミーチェーンサジタリアが溶けだしたからです。

しかしこれは薬浴の影響を受けたのかもしれませんし、関係ないのかもしれません。

他の水草は元気に育っていたので、悪影響は出ていない!と言ってもいいでしょう。

最後に

白点病が蔓延したときは、あまりの繁殖スピードに驚き焦りましたが、フレッシュリーフの薬浴によって完治することができました。

薬剤を溶かした水は毒々しい色をしていますが、うたい文句の通り水草に目立った悪影響もなく一安心です。

 

白点病を再発させないために、今はこまめな水換えと水温27°をキープしていますが、もしまた白点病が再発するようなことがあれば、私は迷わずフレッシュリーフを使います!