独学で挑む1陸特。
文系で挑む1陸特。
オームの法則すら忘れている状態で挑む1陸特。
1陸特の参考書を買い、ちょっと計算問題に手を出してみたところ、
分数の割り算ってどうやるんだっけ?
レベルの自分に愕然としたところからスタートし、独学で運よく1発合格できた私の勉強法を公開します!
・・・って、大したこと書かないんですけどね。
同じくこの試験合格を目指す皆さんの参考になれば幸いです。
独学で合格できるのか!?
十分可能です。
それよりなにより、まずこの試験に対して通信教育や通学での講座がほとんど見当たりません。
なので、試験に臨む方はほとんどが独学で挑むはずです。
無線工学が電気の基礎などを、学校で学んだ方が圧倒的に有利!なのは間違いないと思いますが、試験に受かるだけなら、学んだ経験がなくともそれほど大きな差は無いでしょう。
たぶん。
とにかく、独学で十分に合格が狙えます!
何から手を付けるべきか
私のように無線工学の知識が皆無の状態で、無線工学、特にlog計算が必要なものから手を付けてしまうと、5分も経たずに頭から煙が出てきます。
もう、この試験に立ち向かう気が失せてしまうので、いきなり無線工学に手を付けるのは止めておきましょう。
そう、まずは法規から手を付けて「いける!・・・かも」という気持ちを芽生えさせましょう。
法規は法規で難しそうですが、民法のように体系を掴まないと解けない問題はないので、心を無にしてひたすら暗記すればクリアできます。
この、心を無にしては無線工学でも有効なので覚えておいてください。
深く考えず、ただただ覚える作業を積み重ねてゆくのです・・・修行だと思いましょう。
はい。
これはあくまで、試験に受かるための方法ですので、きっちり勉強したい方は理解も含めて進めてくださいね!
法規に挑む
法規にかける時間は、15時間くらいで合格ラインに達すると思います。
参考書を用意
法規単独の参考書もありますが、せっかく買うなら無線工学も収録されているものを購入したほうがいいでしょう。
法規のページをパラパラっとめくってみて、過去問が多く収録されたもので、自分が見やすいと思うものを選んでください。
一般の本屋さんに置いてある参考書は、一定の水準をクリアしているので、どれも大差ありません。
過去問が収録され、見やすければ何でもokです。
私は参考書と問題集をそれぞれ購入したのですが、法規だけでいえば問題集だけでも良かったと思っています。
今思えば、この「一陸特 合格精選370題」で、法規は十分でした。
よく、同シリーズの470題もオススメで見かけますが、時間がある方はそちらを購入してもいいでしょうけれども、私は370題でいけると思います。
同じ勉強時間であれば、多数の問題を2周するより、少な目を3周したほうが記憶が定着して得点に結びつきますからね!
勉強方法
はじめに参考書を読んでもいいのですが(もちろん勉強するのであればテキストを読み込むべきです)試験合格を目的とするならば、いきなり過去問に手を付けるのがいいと思います。
いや、問題を見ても意味が分からないと思うんです。
でも、それでいいんです。
問題を見て、答えを確認して「へー、そうなんだ(よくわからんけど)」というところで、解説や参考書を見てみてください。
「へー、そうなんだ」が「へー!そうなんだ!」くらいに変化してませんか?
してますよね。
こんな感じで、ひとまず過去問ないし問題集を1周してみてください。
そのまま2周3周と繰り返し、覚えた問題は飛ばして記憶が定着しなかった問題だけ4周5周と覚えるまで繰り返していってください。
はい。これで法規は合格ラインに達するはずです!
あらゆる資格試験で過去問は宝だといいますが、この1陸特試験では特に過去問が重要なのです!
過去問の重要性
1陸特試験は、過去問の使いまわしが多い試験です。
過去に出た問題がそっくりそのまま出たり、選択肢の順番が変わったりして出題されたりもします。
それだけでも過去問が重要なのはわかりますが、「過去問に触れると何を問われるのかがわかる」のです。
テキストを1から読み始めると、どこが重要なポイントか分からないので、全てを暗記する気持ちで読み進めることになってしまいます。
これでは労力がかかりすぎ、非効率です!
覚えなくてもいい単語や数字まで記憶することになるのですから。
先に過去問に触れれば、どこが覚えるべきポイントなのか把握することができます。
そのうえでテキストや解説を読めば、要点を絞って記憶することができるのです!
法規に限らず無線工学もですが、過去問は超重要です!
まとめ
無線工学の基礎知識がない方が1陸特試験に立ち向かうには、無線工学から手を付けるのではなく、多少取っつきやすい法規から勉強をはじめましょう。
ある程度法規の問題が解けるようになれば、合格できるような気になってきますし、時間を費やせば引き下がるのがもったいなくなって、最後までやり遂げることができます!
まずは法規から着手しましょう。
勉強方法は、過去問⇒テキストの順で進め、ポイントを押さえて効率よく進めていきましょう。
間違っても、テキストを全部記憶するまで問題集には手を付けない!なんて勉強方法は止めておきましょう。
まずは法規を攻略し、無線工学に進んでいきましょう・・・
そう、無線工学はそれなりの強敵。
だが、攻略法はある!
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