さて、簿記3級合格を目指すためにはどのような勉強方法が有効なのでしょうか。
一般的な勉強法である通学・通信教育・独学の3つについて考えてみます。
尚、私はこれら3つを比較した結果、性格的なものや拘束時間を考慮し、通信教育でいく!と決めています。
通学
税理士など、高難易度の資格試験は(相当な才能をもった人を除き)専門学校や大学へ通学して勉強するのが必須ですが、簿記3級はどうでしょう。
かかる期間と費用、メリット・デメリットをあげてみます。
期間:2~4ヶ月(30回~40回×2時間)
費用:25,000円~35,000円程度。別途2万円程度の入学金が必要な学校もある。
メリット
・なんといっても合格に向けて一直線!試験問題の改正も含め、合格に必要な知識を網羅できるのが大きなメリットです。
他
・疑問を講師に質問できる。
・講義室中は、必然的に勉強せざるを得ない状況になる。
・周りに同じ試験を目指す人間がいるので、挫折しづらい。
と、こんなメリットがあります。
デメリット
反対にデメリットは、通信教育や独学に比べて費用が高いことと、移動を含めた時間拘束が生じることです。
通学まとめ
強制的に勉強する環境に身を置くことになる通学。
私のようにぐうたらした怠け者にとっては、通学こそ試験合格の近道だと思います。
会社が費用を出してくれ、さらに通勤経路に学校があるというような恵まれた環境の方や、時間とお金に余裕がある方は通学での勉強がおすすめです!
同じ試験に挑む仲間もできますしね。
しかし、できれば費用は抑えめで時間は自分の都合で切り貼りしたいという方がほとんどでしょう。
また、簿記3級は通信教育や独学で十分合格が狙えます!
意志を強く持ち、費用と拘束時間をおさえた勉強方法を検討しましょう。
通信教育
DVDが普及して以降、この通信教育が一般的な資格試験勉強法の王道になったんじゃないでしょうか。
期間:3ヶ月~4ヶ月
料金:9,800円~39,000円
メリット
・費用が比較的安価で済むことが多く、法改正や試験問題の改定にも素早く対応できる。
・通学に匹敵する内容の講義を、DVD/webで受講できる。
・隙間時間で講義を受けることができるので、時間設定を自由に決められる。
デメリット
通学に比べて拘束力が弱く、サボろうと思えばサボれるので挫折する可能性はがソコソコ高い。
通信教育まとめ
昔は赤ペン先生の~ なんて、 封書で回答を送って添削されたものが返ってきて・・・なんてことを繰り返すのが通信教育でしたが、 DVDやweb講義が普及してからは劇的に内容が向上したのではないでしょうか。
通学同等の講義を受けることができ、テキストや問題集も必要十分なものが送られてくるので、やる気さえ続けば最も効率的な勉強方法ではないでしょうか。
独学
自ら学ぶ独学。デメリットが多そうなイメージがありますが、やる気と性格次第では最強の勉強方法に変わります。
期間:3ヶ月~9ヶ月
料金:数千円
メリット
・かかるのは購入する参考書・問題集。数千円程度で済むため安価である。
・分からない事全てを自分で調べる独学は、勉強するという意味では魅力がある。
デメリット
とにかく挫折しやすい!これに尽きます。
参考書を買って満足するタイプの方はもちろん、「この参考書1冊でいいのかな?」とか「学習ペースはこれで合ってる?」といった不安がつきまとうことが多く、これが「次回合格を目指そう!」といった甘えに繋がり、ダラダラしてしまうことがよくあります。
また、不明点を聞くことができず自分で調べなければならないので、正しい回答を得るために時間がかかるのも大きなメリットです。
独学まとめ
最近の市販参考書はとてもデキがいいので、試験内容は独学でも網羅できることでしょう。
自分で計画をたてて実行でき、やり遂げる強い意志がある。
そして分からないことを自分で調べることを「勉強」と捉えられ、時間に余裕がある人にとっては、独学が最もよいかもしれません。
私は意志が弱くて無計画なので、独学は向いていません・・・
まとめ
いかがでしょうか。
簿記3級合格を目指すにあたり、私は3つの勉強法を比較し「通学するほど難解な試験ではなく、かといって手を動かす試験なので独学は不安」
⇒「よし!通信教育にしよう!」
という比較的安易な結論で通信教育を選びました。
総務や経理などで実務経験があれば独学でもいいかなぁ・・・という感じがしますが、ゼロスタートの私は、講義を受けられる通信教育がちょうど良さそうです。
同じく簿記3級を目指す皆様も、ご自分を取り巻く環境と現段階の知識を考慮して適切な勉強方法を選んでください!
少しでも参考になれば嬉しいです。ええ。