さて、FPの資格試験を受けるぞ!
と、意気込んでみたものの国家資格には受験資格を設けているものも多々ありますね。
受験勉強をしてみたものの、受験資格がなくて試験を受けることすらできなかった・・・というようなことが起こらないよう、予めFP3級、FP2級の受験資格について確認しておきましょう!
FP3級の受験資格
FP3級(FP技能士3級)は誰でも受けることができます!
厳密には
FP業務に従事している者または従事しようとしている者
という具合にFP業務に就く気があるという条件がありますが、FPの資格を取るんだ!という気持ちだけでOKです。
受験する=勉強する=FP業務に従事する気がある(家庭内でも自分の人生に役立てるでもOK)ということですので、受験者は全員FP3級の受験資格を満たしていることになります。
私も仕事上でFPの知識を使うことは皆無ですが、問題なく受験して合格証も発行されています。
FP3級を受けるかたは、受験資格を気にせずどんどん勉強を進めてください!
FP2級の受験資格
FP3級は誰でも受験することができましたが、FP2級には受験資格があるのでご注意ください。
FP2級を受験するには下記の4のうちいづれかに該当している必要があります。
・ 日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
うーん、研修やら実務やらと並んでいますが、実務経験がない方へのおすすめは上から2番目の3級FP技能検定の合格者、つまりFP3級の合格者です。
受験資格に制限がないFP3級に受かってからFP2級を受けるのが学習習熟的にも手間の面からもいいのではないでしょうか。
ただし、FPの試験は4ヶ月感覚なので3級試験のあと最低でも4ヶ月待つ必要があります。
FP3級に合格してから2級受験まで4ヶ月も待てない!
そんな方はAFP認定研修に注目してください。
一見面倒くさそうな条件ですが、実はコレ通信教育を受講して課題を提出することによって条件を満たせるのです。
通信教育の勉強過程で2級の受験資格を得ることができるので、2級取得を目指している方や長期間にわたり時間をかけたくない方にはおすすめです。
下記の通信教育はいづれもAFP認定研修の条件を満たしています。
実務経験の証明は自己申告で証明書類が不要なので、実務経験があると偽ってしまえば・・・などど考えるかたがいるかもしれませんが、絶対にやめておきましょう!
虚偽・不正が発覚した場合は試験の中止や合格の取り消しが行われます。
そうならなかったとしても、バレなきゃいいや!という精神がFPの理念から外れます。
くれぐれも虚偽申告でFP2級を受験するのはやめておきましょうね。
まとめ
FP3級は誰でも受験可能
FP2級はいくつかの受験資格が設けられているが、FP3級に合格していれば受験可能
全くの素人がFP2級までの資格取得を目指すには、学習習熟のためにもFP3級合格→FP2級受験がおすすめです。
まずはFP3級のための勉強を進め、合格できたら次の試験時期まで2級の過去問をひたすら解いていけば比較的余裕をもってFP2級に合格することができるでしょう!
知識がFP3級の合格ラインまで到達すると、意外とFP2級もいけそうなくらいの知識量になっています。
FP3級に合格したら2級まで取得したほうがいい ~あと少しだけ勉強したら受かります~ - ブログ of ぷよまる
問題集を解いてみて「3級2級を受けてやるぜ!」と意気込むのはいいですが、くれぐれも受験資格がなかった・・・みたいなオチにならないようご注意ください。