真新しい。
実に真新しい!
バーチャル講師という、ありそうでなかった講義形態を知ったときはけっこう衝撃を受けたもんです。そうか、その手があったか!と。
そして、その衝撃そのままにフォーサイトの宅建講義を申し込んだわけですが、実際にバーチャル講師の講義を受けてみた感想を簡単に書いてみます。
概要
フォーサイトの講座申し込みをすると、ManaBun(マナブン)という学習コンテンツが使えるようになります。
ここにはテキストや問題集などと合わせて講義動画が収録されています。
この講義動画の中にバーチャル講師の講義が入っているわけですね。
ManaBunにログインし、講義動画をクリックするとこんな画面が現れます。
従来の講師に加え、バーチャル講師を選択することができます。
ここでお好きな講師を選んだら講義を見るをクリック!
・・・まぁ、感覚的にすぐわかると思いますので操作方法などは割愛しますが、好きな講師の講義を好きな再生速度で受講することができるわけです!
バーチャル講師は1講座1名が基本ですが、宅建は莫大な受験者数を抱える超人気資格だからなのか、バーチャル講師が美少女とイケメンの2パターンが用意されています。
聞き取りやすさ
バーチャル講師、美少女とイケメンの講義をそれぞれ聞いてみました。
さすがはプロの声優です。
聞き取りやすさは抜群!滑舌もすこぶる良くて「ちょっと何言っているかわからない」といったことはありません。
聞き取りやすい喋りはストレスなく頭に入ってくることが多いので、この聞き取りやすさが最大の魅力なのかなぁと思う次第。
喋りのスピードは、まぁ再生速度調整ができるからどうでもいいかな。
講義内容
実際に受講してみるまで、実講師が喋る内容をソックリそのままバーチャル講師が喋るのだと思っていました。
しかし、実際は生身の実講師とバーチャル講師が喋る内容は若干違っていました!
これは驚いた。
バーチャル講師用の台本が用意されているんですね。
何がどれくらいどう違うかというと、あくまで私のイメージですが
・バーチャル講師(美少女)は、クラスの学級委員長が教科書の中身を「これが大事だよ」と教えてくれる感じ。
・実講師は、教科書に経験を交えて色々教えてくれる感じ。
・バーチャル講師(イケメン)は、その中間。
と、まぁこんな感じです。
講義のパートによりますが、全体的に実講師の講義がわかりやすいことが多いです。
いや、ちょっとガッカリしたよ・・・
じゃぁ従来通り実講師だけでいいじゃん!と言いたいところですが、バーチャル云々抜きにして喋りが異なる講義が複数あるというのがめちゃくちゃ有益でした!
私の使い方
バーチャル講師講義の使い方、それは実講師との講義の併用です。
なんてことはない、自分が理解しづらかった内容は実講師とバーチャル講師両方の講義を聞くということです。
実講師かバーチャル講師の講義を聞く(深くまで理解する必要はなく、テキストを見ながら聞けばいい)→チェックテスト・過去問再現演習を解いてみる→理解できていない講義について、先程みた講義の講師と別の講師の講義を聞く(1.5倍で聞けばいいんじゃないかな)
といった具合です。
これ、やってみて思ったんですが言い回しが違うだけで「あー!そういうことね!」と、ピンとくることがたくさんあります。
さきほども書きましたが、複数の講師の講義を受けられるというのが大きな利点なのでした。
まとめ
正直、バーチャル講師によせていた期待は「めちゃくちゃ魅了されて何時間も勉強できるかも!」というアホな想いだったのですが、実際はそれほど魅了されませんでした。(ま、そりゃそうか)
ですが、同じテキストに対して複数の・・・特に宅建は3人の講義が受講できるというのが大きな利点でした。
イマイチ分かりづらいところは、他の講師の講義を聞けばいい!
これは他の通信講座にはない良いところかもしれないですね。
宅建の実講師の方の講義は聞いていてわかりやすく、馴染みやすい雰囲気の方でよかったのですが、過去にも書きましたがフォーサイトの○○士講座の講師は聞いているとイライラする喋りをする方で1時間くらいで講義を投げ出したことがあります。
私と相性が悪いんでしょうけれども、こんな講座でもバーチャル講師の講義があるのであればそちらを聞けばいいので「講師がイヤだから諦めた!」みたいなことが起こりづらくなるはずです。
私が○○士講座うけたときにバーチャル講師がいてくれたら・・・ええ。
ということで、バーチャル講師に寄せていた「めちゃくちゃ勉強にのめり込めるかも!」という過度な期待は打ち砕かれましたが、講義を複数聞けるという利点が見つかりました。
実講師とバーチャル講師、交互に講義を受けて自分を飽きさせないという使い方もいいかもしれません。
いづれにせよ、追加料金がかかるわけでもないので何だかお得!ということでいいんじゃないでしょうか。
バーチャルキャラクターが好きな方には単純におすすめです。
さて・・・勉強するか・・・