睡眠時の耳栓が騒音対策に効果的だった 〜臨時対応にもぜひ!〜

睡眠を騒音で邪魔されるのは不愉快!誰もがそう思うことでしょう。

根本的な解決のためには

・引っ越す

・騒音元に音を出させないようにさせる

・防音サッシを組み込む

・防音室を作る

などの方法があると思いますが、どれも簡単じゃなかったりお金がかかったりします。

 

最近、引っ越しによって毎朝5:30に叩き起こされるようになってしまいました。

家の横に駐車場があるのですが、部屋のすぐ横に停めている車が毎朝5:30に「バタン」というドアの閉まる音と「ブルルルン」というやかましいエンジンスタート音を立てるので、この音で飛び起きてしまうのです。

怒りに震えながら試しに睡眠用の耳栓を使ってみたところ、これがまた驚くほど効果的だったのでご紹介します。

耳栓を使ってみる

「耳栓といっても、たくさんの種類があるもんですなぁ。」

アマゾンを眺めながら耳栓の品揃えに関心しつつ、二種類の耳栓を購入してみました。

一つじゃ効果がなかったときにイライラするでしょうから、念の為に二種類購入と・・・

いずれも「睡眠用 耳栓」として検索をかけたものですが、睡眠専用というわけではなく、もちろん寝るとき以外、色々な場面で普通の耳栓としても使用可能です。

シリコン製

1つ目はイメージからして優しそうなシリコン製の耳栓を選択。

睡眠中耳に装着するわけですからね。いくら効果が高くても優しくなくちゃ着けられない!

このシリコン製耳栓がどのようなものかというと、インタータイプイヤホンの耳に突っ込むところだけを思い浮かべていただくとちょうど良いでしょうか。

耳の中の装着感は、インナータイプのイヤホンそのままです。

シリコン製を装着してみる

装着すると、まず細かい雑音が遮断され、代わりに自分の心音が聞こえてきます。

You Tubeを再生しながら耳栓を装着してみると、音は聞こえるものの明らかにボリュームが下がっているのがよくわかります。

まぁ、イメージしていた通りといえばイメージ通りかな。

「耳が遠くなるというのはこんな感じなのかな・・・」と思い、少し悲しくなりました。

シリコン製耳栓の違和感は?

睡眠時に装着するにあたり、音の遮断と同じくらいに違和感があるかどうかが大切です。

このシリコン製耳栓は、装着感が普通のインナータイプイヤホンなので、普段インナータイプイヤホンを使っている私からしたら、着けるときに違和感はありません。

耳栓が入っている!なんて、特に意識するようなもんじゃないです。

さて、このまま眠って快眠快眠!といきたいところですが、私は横向き睡眠派。

横を向くと当然枕にどちらかの耳が当たるわけですが、このときに違和感を感じたのでは眠ることができません。

いざ、横を向いたときの感じは

・耳の入り口付近は驚くほど何も感じない(うまいこと耳のくぼみに耳栓の外に出ているところが収まる)

・耳の奥に耳栓を突っ込まれているような感覚がある。

・動いても耳栓がずれるというようなことはない。

もっとこう耳の入り口に違和感を感じると思っていたのですが、耳の形状に合わせた作りになっているおかげか、ほぼ違和感なしでした。

代わりに耳の中は耳栓をより奥に押し込まれているような感覚があります。

総合して、眠れないほどの違和感じゃないな・・・と思った瞬間、もう私は寝ておりました。

毎日疲れているもんで、寝付きは早いんです!

シリコン製耳栓の効果は

翌朝、目覚ましの音で起きました。

途中、一回も目覚めることなく寝続けることができたのです!

いやこれ、もしかしてやかましい車が出ていかなかっただけでは・・・と思い、外を見ると車はいませんでした。

つまり、毎朝悩まされていた車の騒音に全く気づくことなく寝続けられたわけです。

素晴らしい!

更に、家族の足音などにも全く気づくことなく起きようと思っている時間ピッタリまできっちり寝ることができました。

想像以上の効果!すごいぞ!耳栓。

 

正直、気休め程度にしかならんと思っていたのですが、久しぶりに小物に感動しました。

耳に蓋をするタイプの耳栓

シリコン製耳栓に絶大な効果を感じつつ、より違和感がない耳栓をということで、もう一つ購入していたのは耳に蓋をするタイプの耳栓です。

これ、今回耳栓を探している中で初めて知ったのですが、耳の穴に何かを入れるのではなく耳の穴を周りごと塞いでしまうというものです。

なんじゃこりゃ!?こんな耳栓もあるのか・・・

蓋をするタイプを装着してみる

初めて使うもんで、商品のクチコミを参考に使ってみました(説明書は英語なので翻訳が面倒)

耳栓の塊1つを片耳に装着するのが本来の使い方らしいですが、どうやらクチコミを見る限り皆さんこれを半分にちぎって使っている模様。

つまり、片耳用を半分にして両耳に使うというわけですね。

んー、「そうはいってもまずは本来の使用指示通りにしてみるか」と、商品を手にとってみましたが、この1個が明らかにでかい!

装着してみるまでもなく、こんな塊を耳に着けるなんて巨万の富を築く石油王の福耳でも無理です。

クチコミ通り、私も半分にちぎって装着しました。

なんて言ったらいいんでしょうね・・・この耳栓は半透明な粘土みたいな物体なので、

半分にちぎるのも容易で、それを指先でコネて何となく耳の穴を塞ぐような感じで耳の窪みに押し付けます。

押し付けたら、フィットするように押して形を整えると、耳栓が耳に貼り付いてくれました。

うーん、新感覚!

耳に蓋をするタイプの違和感は?

耳に物体が付いているという感じはありますが、それが不快な違和感に繋がっているわけではありません。

ただ、これを装着したのが4月ですので真夏がどうなのか・・・は、また改めて検証結果をお伝えします。

この蓋をするタイプの特徴は耳の中には耳栓が入らないことです。

その仕組み上、耳穴に物体が触れないので耳の中の痛みや違和感は皆無です!

そして、横向きで寝ても全く痛みは感じません。

耳の中に何も入っていないので、当たり前といえば当たり前ですが今まで考えたこともなかったので、この快適さには少し感動しました。

耳に蓋をするタイプの効果は

さて、寝るに当たり違和感ほぼ無しのこのタイプ、肝心の効果はいかがなものでしょうか。

装着時点での防音効果は、やはり耳穴にスッポリ入れるシリコンタイプと比べると、若干劣ります。

若干劣るのですが・・・これまた翌朝目覚ましで目覚めるまで騒音で目覚めることなく寝続けることができました!

効果ありです!

寝ている間に剥がれ落ちるかなと心配もあったのですが、一週間ほど使ってみて目覚めたときに外れているということはありませんでした。

ただ、装着していた付近が痒くなった日があるので、真夏の汗ダラダラの時期だとこれは厳しいかもしれません。

まとめ

隣人の騒音、幹線道路のトラック走行音などで安眠が妨害される!

こんな時は、根本解決や引っ越しができたらいいのですが、臨時対応として睡眠時の耳栓を試してみるのがおすすめです。

私は騒音に敏感なので、睡眠時に何かしらの音が聞こえるとなかなか寝付けなかったり、すぐ目覚めてしまうのですが、この耳栓を使ってからは全くもって快適な睡眠をとることができるようになりました。

音が自分にとって危害がないことがわかれば、人は騒音の中でも目覚めることなく眠ることができるそうですが(電車の中なんてよく眠れますもんね!)、一度騒音をストレスとして捉えてしまうと、簡単に解消することはできないもんです。

イライラして睡眠不足を続けるよりも、まず簡単にできることから試してみるのはいかがでしょうか!