50代を目前にして大型バイク免許を取ってやる!〜初日・1時間/2時間目〜

さて、いよいよ教習開始です。

5年前に普通自動二輪免許の教習に通って以来のバイクマニュアル操作です。

大丈夫かな・・・

初日

控室で防具を付け、ドキドキしながら教習を待ちました。

担当してくれた教官は人当たりの良さそうな青年で、ひとまずホッ。

簡単な説明を受けたあと、教習開始です。

初めは普通自動二輪と同じく倒れたバイクの引き起こしなんですが、これがですね、私すこぶる苦手でしてね・・・

苦手といっても、普通自動二輪教習で引き起こしただけでそれ以降やったことはないんですがどうもコツというか原理がよくわからなくて。

あんな鉄の塊、人間が起こせますか!?

5年前はもうどうにもならなくて、教官が他の生徒を見ているすきに腕力に物を言わせて無理やり引き起こして腰を痛めたんですが、今回はそのときより40kgくらい重い大型バイク。

今度は痛めるのは腰だけじゃ済まない予感がします。

 

気が重い・・・バイクも重い・・・シートの辺りに腰を入れてグイッと力を入れて・・・こんなもん起き上がるわけないじゃん!

 

あれ!?

 

ん?なんだか拍子抜けするくらいにあっさりとバイクが起き上がりましたよ。

どうした!?

 

教官は笑顔で「お!さすが!全く問題なさそうですね!」なんて言うてくれましたが、完全にまぐれで達成感も皆無です。

でもまぁいいか。あとは教習で倒さなければもう起こさなくていいわけだし!

そんな事を考えながら、爽やかな教官の褒め言葉に対し、私は「うへへへ。まぁ」という、全くひねりのない返事を返したのでした。

もうちょいカッコいい返事できなかったのかね。私。

 

初日の最難関(私の中の)をクリアしたあとは、バイクを押し引きしてからバイクに跨がります。

エンジンかけたら外周走行にGO!です。

 

5年ぶりのマニュアル操作に少々不安があったのですが、そこは不思議なもんで身体が

覚えていたようでエンストすることもなくすんなりスタートできました。

ひとまずホッ!と。

 

そして「大型バイク。大排気量のバイクというのはどれほどのパワーで走るもんなのか」と、これまた少々不安もあったのですが、暴走することもなくゆっくりと加速してくれる車体に安心感も持つことができたのでした。

あ、私が通った教習所の教習車は、恐らく一番多く使われているであろうHONDAのNC700Sです。

教官も言っていましたが、この車両は他の教習車に比べて若干簡単らしいですね。

いやほんと、近所の教習所がこの教習車でよかったですよ。

何らた1300みたいな教習車だったら、「ゆっくりと加速〜」なんてのんきなことを言う暇もなく、アクセルワーク間違えた瞬間に吹っ飛んでいたでしょうからね

 

さて、共感についてのんびりと外周を走ったあとにS字に挑戦。

まぁこれは適当にハンドルを切れば特に支障なくクリアです。5年ぶりに乗ったマニュアルバイクとはいえ、これは簡単簡単。

 

 

え!?

初日から一本橋いくんですか・・・そうですか・・・

先に説明があったのですが、大型二輪は「二輪教習の基本的なことがわかっている前提でサクサク進める」ということで説明もなく苦手中の苦手である一本橋も初日のメニューでこなすことに。

 

ええ。落ちましたよ。

乗って2mくらいで右にゆっくり落ちました。

転びはしませんでしたが、あまりにもあっさり落ちて苦笑いする私と残念そうな表情を浮かべる教官。

「初日なんで全然大丈夫ですよ!」と明るく励ましてくれる若手教官の言葉を聞きながら、たぶん初日だけじゃなくてずっとダメだよ、俺・・・と、いやーな予感満載で1時間目の教習を終えたのでした。

 

橋は落ちたけどね、久しぶりに乗ったマニュアルバイクは楽しかったわ!!!

 

2日目

さて、初日を終えて翌日。2日目に2時間目の教習を受けたのですが・・・チャイムが鳴って、待てど暮らせど教官がきません。

受講はもう1名若い娘さんと一緒だったのですが、2人並んで待ちぼうけ。

他の教官についた生徒さんたちは、ウォーミングアップを終えて課題に取り組み始めているのに私どもの教官はまだきません。

ん?どうなってんだ???

 

結局、開始のチャイムが鳴って7,8分経ったところでようやく担当の教官が現れました。

明らかに遅刻しとるのに、謝罪はもちろん挨拶もなくぶっきらぼうな感じで教習の説明をはじめてきました。

コイツ・・・

私はすこぶる短気なので、一瞬お湯が沸騰しそうになりましたがグッと我慢。

大人の貫禄を見せつけます(うそ)

 

さて、他のグループが課題を1つ2つこなしているところでようやく我々はバイクのエンジンをかけます。

ここでも教官はぶっきらぼうなくせに小さな声でよくわからない説明をしています。

もう面倒くさいから適当に頷いて付いていけばいいや!ということで、コミュニケーションを取るのを諦めました。

 

本当にコイツは・・・あ!!!

 

ここで私気づきました。

この教習所、知人の紹介で入ったのですがその知人が「いやーな教官が1人だけいた」と言っていたのです。

コイツだ!間違いねぇ!!!

開始2分で(遅刻含めて10分くらいだけど)もうわかった。嫌なやつオーラが尋常じゃないわ。

今どきこんな教官いるのかよ。

 

というのが教習2日目のトピックスです。