自宅で手軽に白髪染め!
最近は市販の白髪染めも総じてレベルが高いので、どれを使ってもそれなりにキレイに染まるんですよ。大差なし!
しかし!何気に白髪染めは面倒くさい。
こんなもん、月に何回もやりたくないので、できることなら長期間にわたって色を保持してもらいたいもんです。
今回は色が長持ちする白髪染めに焦点をあててお送りします。
尚、私の髪質は極太&多めです。
この髪質で染め続けた結果の色長持ちなので、もしかしたら私と対極のフワッフワの猫っ毛モテモテヘアーの髪質の方には同じ結果が出ないかもしれません。
あしからず。
色が長持ちする市販の白髪染め
それでは、数々試した中でも色が長持ちする(長持ちした気になっているだけかもしれん)白髪染め3選をご紹介します。
え!?たった3選かよ!普通、15選とか20選じゃないのか!
と言われるかもしれませんが・・・
ま、まぁ言い方を変えると厳選した3商品をご紹介!と言えないこともないので、そういう方向でいきましょう。
ええ、厳選した3商品をご紹介します。
サロンドプロ・ザ・クリームヘアカラー
人づてに長持ちするっぽいという噂を聞き、それならばと使ってみたのがコレ。
半年くらい連続で使ってみたところ、概ね1ヶ月ほどは色が薄れず染まっています。
よく、「白髪染めは1ヶ月から2ヶ月はもちます」なんて情報を目にしますが、それは完全に色が落ちるまでの期間ですよね。
実際は染め上げた日から徐々に色が落ちてゆき、白髪がチラホラ見えずに染まっている期間は、3週間から1ヶ月くらいなはずです。
そんな中での1ヶ月、これは優秀!
このサロンドプロ・ザ・クリームヘアカラーは、染めている最中にイヤな臭いがなく、仕上がりも艶やかです。私のようなオッサンの髪でも、(それなりに)ツルンとした髪に仕上がります。
また、クリームタイプは2種類のクリームを混ぜるものがほとんどですが、この商品はクリームを混ぜる手間がなく、本体のボタンをプッシュすれば2種のクリームが均等に出てきます。
それを専用ブラシにとって、髪に伸ばすだけ!とっても簡単です。
また、余ったクリームはそのまま保管できるので、無駄なく使えますよ!
ドラッグストアでは、サロンドプロのクリームを混ぜるタイプはよく見かけるが、この混ぜなくていいタイプはあまり見かけないのが唯一の難点。
ブローネワンプッシュカラー
またまた混ぜる手間がいらないクリームタイプ!
使い勝手はバツグンで、クリームがゆるすぎず垂れずに塗ることができる。
ブラシも先端にミニブラシがついていて、耳の周りなんかが塗りやすい!
肝心の色持ちは、サロンドプロより・・・ほんの若干劣るくらいで、概ね一ヶ月にちょっと足りないくらいは大丈夫なことが多かった。
他の商品に比べ、十分頼れる耐久性です。
この商品のあまりよろしくない点は、若干染まりが悪いということ。
特に寒い時期は染まりがよろしくないので、ラップで保温したり暖房で部屋を十分暖めてから染めると具合がよい。
この商品をお勧めした1番の理由は、徐々に色が落ちるというより、一気に色が抜けるから。
他の商品は徐々に色落ちしていくのに対し、これは「あれ?中々色落ちしないな・・・と思っていたら、一気に真っ白になった!」という感じで、急激に色落ちする代わりに、それまではしっかり色が付いているのです。
そんなの、アンタの気のせいだろ?
と言われたら、そんな気もするんですが・・・まぁ1度お試しください。
たまたま私の髪質と相性がいいだけかもしれませんけれども。
ホーユーシエロヘアカラーEX クリーム
・・・結局3つともクリームかい!と言われるのは間違いない。
仕方ない。間違いなくクリームタイプがいいのだ!
特にこれ、私は最近シエロばかり使っている!なんなら、上記2つを紹介せずにシエロだけで熱く語ってもいいくらいである。
色持ちは、上記2つと同じく1ヶ月ほど。
イヤな臭いがしないのと、混ぜる手間が省けるのも上記の2つと同じで、残りを取ってるのも同様・・・
じゃぁ、一体何がいいんだ!?と聞かれると、実はよく分からないというのが正直なところなんです。
色々使ってみて、まずワンプッシュで2種のクリームが出てくるタイプが使い勝手がよく、色持ちもするという答えに辿りつき、次にクリームタイプばかりを何種類が使っているうちに、このシエロが合う!という答えがでたのだ。
私はシエロ、シエロがいいんだ!
結論:クリームがオススメ
結局、色々試してみて自分の髪質に合って、色が落ちづらいものを自分で見つけるしかない・・・という、あまり役に立たない商品紹介になってしまいました。
しかし、これが真実ではないでしょうか。
オススメ!が、全ての髪質に合うとは限りませんものね。
と、身もふたもない話ですが、白髪染めの中で色持ちがよいのはクリームタイプだというのは、色々な髪質のかたからも聞く話です。
私は同年代の方に、親しくなるとすぐに「白髪染め、何使ってる?」と聞いて回るという涙ぐましい(うっとうしい)リサーチをしております。
”美容室”というセレブな回答以外の中から、長持ちする商品は何かを問うと、ほぼ間違いなくクリームタイプの商品名が出てくるので、やはりクリームタイプは優秀なのだと思います。
使い勝手がよく、使い切れなかった残りを取っておける経済的なこのタイプ。
試さないわけにはいかないでしょう!
これから白髪染めを選定する皆さん、まずはクリームタイプの白髪染めをいくつか試してみて、ご自分の髪質でより色が長持ちする商品を見つけてください。
染め方のコツ
さて、白髪をキレイに染めて色を長持ちさせるために、白髪染めのコツをいくつかご紹介します。
すでに実践されているかたも多いかもしれません。
汚れはキッチリ落としてから
明日は休みだ!金曜の夜、仕事から帰ってきてから白髪染め!
これはいただけません。
整髪料が付いた状態の髪は、ヘアカラーも脱色も、そしてもちろん白髪染めの敵です!
整髪料を使わないという方も、外出後はホコリや皮脂などで髪が汚れていますので、白髪染めにはあまりよろしくありません。
白髪染めをする前日にシャンプーでキレイに汚れや整髪料を落とし、乾いた状態の髪に白髪染めを塗りたくりましょう。
金曜の夜にシャンプーでキレイに髪を洗い、翌朝から白髪染めをするのがベストです!
なぜ、前日にシャンプーをするのかというと、洗髪による頭皮の傷ができるだけ癒えてから白髪染めを行うためです。
シャンプーして乾かして、すぐ白髪染め・・・だと、頭皮に余計なダメージを与えてしまいやすいのです。
できるだけ白髪染めの前日に洗髪を済ませ、外出前に白髪染めをするようにしましょう。
保温する
白髪染め中、頭髪を包むようにラップを巻き、保温するとしっかり染まります。
ラップの上からタオルを巻くと更に効果アップ!
ひと昔前、ドライヤーで熱を加えるといいという説もありましたが、髪がボロボロになりやすいので止めておいたほうがいいです。
白髪染めが頭皮についていると、ドライヤーの熱によっていらぬダメージも与えるので注意しましょう。
室温は高めに
白髪染めを塗布したあと、規定時間待っている間、滞在する部屋の室温は高めに設定しておきましょう。
上記の保温に繋がりますが、温かいほうがキレイに染まります。
真冬、すきま風が入るような寒い部屋で白髪染めをしても驚くほど染まりません。
脱色も同様で、驚くほど色が抜けません。
髪色を自宅で変えるとき、室温はいつもより若干高めに設定しましょう。
色を長持ちさせるコツ
白髪を上手く染めあげたら、できるだけ色を長持ちさせたいものです。
以下の3つを試してみてください。
専用シャンプーを使う
白髪染めの後のシャンプーには、ヘアカラー専用のシャンプーを使うと色が長持ちします。
・・・ん?
色が落ちづらいジャンプーなんかじゃなくて、ここ10数年で急に増えてきた「シャンプーするだけで白髪を染める」シャンプーを使ったらどうなるんだ???
はい。
めちゃくちゃ長持ちします。
髪色に合う、好みの白髪染めシャンプーが見つかれば、是非つかってみましょう。
白髪染めシャンプーを使えば永遠に白髪とオサラバ!なんじゃないかと思ってしまいますが、染色力がクリームタイプ白髪染め>白髪染めシャンプーのため、じっくりやんわり色が薄くなってきます。
しっかりトリートメント
白髪染めの後は、髪のキューティクルが開いた状態になっています。
この状態や染色を重ねて髪が痛んでいる状態のままでは、せっかく染めた色が落ちやすくなってしまいます。
トリートメントをしっかり行い、髪の補修とともに色落ちを防ぎましょう。
長時間の熱を避ける
ドライヤーの熱や、直射日光の熱なども色落ちの原因に繋がります。
髪が濡れたまま放っておくのは、これまた髪によくないのでドライヤーで乾かすのは大事なのですが、必要以上に長時間熱を加えないようにしたいものです。
真夏の太陽も色落ちの敵!
日傘や帽子で熱から髪を守りましょう。
まとめ
市販の白髪染めの中で、色が長持ちしやすいのはクリームタイプの白髪染めです。
髪質によって色持ち期間に若干差がでるでしょうから、いくつか試してみて、ご自分の髪質に合うものを見つけて相棒にしてください。
自分で混ぜるタイプより、ワンプッシュで済むタイプのものが使いやすく、使いきれなかった分は取っておけるので経済的です。
白髪染めをするときは、前日までにシャンプーを終え、白髪染めを塗布したあとは温かい部屋で髪にラップを巻いて保温しましょう。
白髪染め後は、トリートメントで髪を整えるのをお忘れなく。
白髪染めシャンプーを併用するのもオススメです!
年々レベルが上がる市販の白髪染め。
すぐに白髪染めが落ちてしまう!と嘆く貴方。まずはクリームタイプのものを試し、染めるコツと色を長持ちさせるコツを実践してみてください。
きっと今より白髪染めの間隔が伸びてくるはずです。
全部試してダメだったら・・・金かけて美容室しかない。
諦めてくれ!