屋外のメダカ飼育改善。赤玉土でクリアウォーター&底上げ。

さて、屋外でメダカ飼育をするためにトロ舟を準備しました。

極端な話、入れ物と水があればメダカは飼えるわけです。

だがしかし、それじゃ味気ないですしメダカにも優しくないのでいくつか環境を整えていきます。

いくつかやりたいことがあるのですが、まずは嵩上げと赤玉土で整えていきます。

トロ舟の嵩上げ

今までトロ舟を使って屋外で金魚飼育をしていたときは、トロ舟を庭に直置きしていました。

この直置き、2つの不安がよぎります。

1つ目はネコが襲することによる食害。

もう1つは地熱が伝わることによる水温上昇です。

今まであまり気にしたことはなかったんですが、真夏に地面に触れているのと触れてないのでは明らかに前者のほうが水温が上がってしまいます。

 

この2つの不安を解消するために嵩上げをしたいのですが、ソコソコの大きさがあり、尚且つ80L近い水量を入れたトロ舟を載せるのに丁度いいモノが思い浮かびません・・・

無いなら作ってしまえ!ということで、簡単な日曜大工で作成することにしました。

丈夫な天板と角材を買ってきて、数十年ぶりに釘を打って嵩上げのための土台を2つ作成しました。

真夏の作業で所要時間は20分ほど。

太い角材を使ったので強度安定感はバッチリ!大男の私が乗ってもビクともしません。

この土台を2つ並べてトロ舟を載せました。前回セットしてから一週間水を回しておいたので、その水を捨てるのがもったいなくて水が入ったままのトロ舟を持ち上げてセット。

腰やられました。

実に当たり前な話なんですが、水を入れたままトロ舟を持ち上げるのはとてつもなく大変です。

嵩上げする場合は先にセットしたほうがいいですね。

適当な日曜大工でしたが、グラつきもなく嵩上げできました!

トロ舟TOPまで60cmくらいあるので、ネコも簡単に手出しできできず地熱の影響も受けづらい環境の完成です!

赤玉土でクリアウォーター

もう1の改善、それは底床に赤玉土を敷くことです。

底床は砂利や田砂でもいいのですが、赤玉土にしたのはいくつかの理由があります。

濾過バクテリアとクリアウォーター

赤玉土は多孔質であるため、濾過バクテリアが定着しやすく水質が安定しやすくなります。

これに伴いグリーンウォーターをクリアウォーターにし、維持してくれるのです。

屋外で陽が当たる場所にトロ舟を置いておくとすぐにグリーンウォーター化してきます。

つい最近まで金魚を飼っているときも2週間ほどで濃いめのグリーンウォーターになってきたので、同じ場所に設置しつつ赤玉土を入れるだけでクリアウォーターになるのかどうか検証したいものです。

グリーンウォーターではなくクリアウォーター。

これはかなり迷いました。

メダカ稚魚の生存率をあげるためにグリーンウォーター飼育でいくのか、それとも観察しやすいクリアウォーターにするのか。

今回用意したトロ舟は成魚を入れるメインの容器として使うため、観察しやすいクリアウォーターで進めることにしました。

安い

大きなトロ舟の底床を用意するとなると、結構な量が必要です。

明るめでキレイな田砂や熱帯魚水槽で使うようなサンドを使うとなると、8.000円くらかかってしまします・・・ところが赤玉土は安い!安いのです。

トロ舟用に10kg用意したのですが、ホームセンターで500円ちょっとくらいでした。

園芸用の土ということもありますが、格安で用意できるのは大きなメリットです。

 

というわけで、今回は赤玉土を。

入れてビックリ。
固めてあるとはいえ、土なわけですから粉末状の土が水中に舞ってどえらいことになってしまいました。
ただの泥水です。
ホームセンターで売っている無農薬で粒の大きなものを選んだのですが、この段階では失敗したと思いました。
よく調べて買えば良かったのですが、赤玉土の中でも焼きを入れたものは崩れづらくてこんな泥水にはならないようです。中でも三本線の赤玉土が有名でよく使われているそうです。

難点はホームセンターではあまり売られていないということ。

私も何店か大型店を回ってみましたが見つけることはできませんでした。

購入するなら通販で。

 

というわけで、ホームセンターで売られている赤玉土を入れて泥水状態になったトロ舟、数日で落ち着くのでしょうか・・・

まだメダカを入れるわけにはいかない状態で次回へ続きます。