カレー秘めた隠し味 ~ちょいと変わった5つのアレ~

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リンゴとハチミツ恋をした!

 

みんなが大好きなカレー、隠し味にリンゴとハチミツを入れておけば安泰・・・と、そんな時代は終わった!

 

昭和~平成にかけてカレーに味を隠し続けた私が、令和にむけておススメの隠し味を公開しよう!

 

ご家庭のカレーに加えてみて、色んなカレーを試してみてくれ!

 

 

ベースとなるカレー

いくら隠し味が素晴らしくとも、ベースとなるカレーがなければ隠しようがない!

まずは私が普段作っている基本形をご紹介。

 

材料

特別なものはなく、全てスーパーで購入可能。

カレールウ

ルウなのかルーなのかは永遠の謎だが、ここではルウと表記しようではないか。

 

私は辛口と中辛、それぞれを別メーカーのモノを選んで用意する。

濃いとろけるカレーがお気に入り。

 

野菜

カレーに使う野菜の王様であるニンジン:ジャガイモ:タマネギをそれぞれ、1:1:1くらいの量で用意。

 

これに加え、トッピング用にキャベツも用意する。

 

豚バラブロックを1塊と、豚ヒレ肉もしくは挽肉を用意。

豚ヒレ OR 挽肉は用意しなくてもいいが、豚バラブロックだけは必ず使う。

 

それがぷよまる流。

 

作り方

 順番に並べるが、適当でいい。

気楽に作ろう!

 

STEP1

豚バラブロック肉を適当な大きさに切り、鍋で炒める。

適当に塩コショウも振りかけよう。

 

しばらくすると、焼きたての豚バラ肉を食いたくなってくるはずだ!

 

我慢できずに1つだけ食ってしまう・・・これもぷよまる流だ。

 

STEP2

タマネギを適当な大きさに切る。

ホントに適当に4等分くらいでいい。

 

このタマネギを単品で炒めるのだが、STEP1で炒めている豚バラから良い油がたらふく出てきているはずだ。

 

これを使ってタマネギを単品で炒めよう

 

時間をかけて、あめ色を超えて茶色になるまで炒めるのがコツ。

 

STEP3

豚バラとタマネギを炒めている間に、ニンジン・ジャガイモを一口大に切り、豚バラを炒めている鍋に放り込む。

 

豚バラと合わせて火を通しておくと、あとで茹でるときにアクの量が少なくなるので、アク取りが楽になる。

 

STEP4

鍋にお湯を足し、アクを取りながら30分くらい煮込もう。

 

私のカレーはとにかく煮込む!これが特徴である。

煮込みに煮込んで具材が全て溶けてしまうので、豚バラと別に豚ヒレ肉or挽肉を用意しておくのだ!これを最後に加えて食感用とする。

 

30分煮込んだら、STEP1のタマネギをここに加える。

 

隠し味を入れるのはこの辺り!

 

ここから更に30分煮込み、その後に豚ヒレ肉or挽肉を加えて更に煮込む。

 

豚ヒレor挽肉に火が通ったら、火を止めてカレールウを加えよう。

 

 

STEP5

 一口大に切ったキャベツを茹でる。

これをやっている間に、STEP4の鍋の温度が下がってくるはずだ。

 

カレーを含む煮物は、その温度が下がるときに具材に味がしみこんでいく。

 

一晩寝かせたあの美味さを短時間で演出するなら、沸騰と冷ますのを繰り返すといい。

 

このSTEP5で、1回冷ますだけでも随分と違うはずだ。

 

はい。

 

STEP4で出来上がったカレーを、再度温めて、STEP5の茹でキャベツを添えてご飯にかければ・・・魅惑のカレーライスのできあがり~

 

なんだけど、今回の主役は隠し味ですからな。

 

このカレーに入れる隠し味を発表しましょう!

 

これがカレーの隠し味

では、私が色々試した結果、生き残った数々の隠し味を公開いたしましょう。

 

バナナ

これは王道の隠し味であるリンゴに通ずるものがあるかもしれないが、我が家はこれを入れる!

 

皮をむいて、適当に折って鍋に突っ込み、原型が溶けてなくなるまで煮る。

優しい甘みが加わって、カレーがマイルドになる。

 

激辛ルウを使ったときは、特に美味しく感じる。

 

実践上、3本以上入れると味が変わりすぎて違う食べ物になるので、入れるのは1本にしておいたほうがいい。

 

インスタントコーヒー

これは結構有名な隠し味。

 

小さいスプーンにほんの一杯、これを加えると風味が増す。

 

実践上、大量に入れると苦くてマズイ。ご注意あれ。

 

ミートソース

パスタにかけるアレ。

 

缶に入ったやつでもレトルトパックでも、安いやつでいいので鍋にぶちこむ!

 

隠し味にケチャップを入れるんだから、ミートソースもいけるんじゃないか!?と思い、試してみたのがきっかけだが、ほんのり酸味が加わりすこぶる美味い。

 

これも激辛ルウと相性がいい。

 

生クリーム

あ~、ウチも入れてるよ~!というご家庭も多いかもしれない。

 

これは盛りつけた後のカレーにちょいと垂らすと、極めてオシャレな感じになる。

 

この生クリームでデコレーションしたカレーを出したならば、薄汚いおっさんである私ですら有名店のシェフに見えてくるはずだ。

 

余談だが、生クリームがいいなら牛乳もいいじゃない!ということで、具材を煮込む水の代わりに牛乳で煮たことがあるが、白いカレーになってイマイチだった。

 

味噌

コイツは意外、意外な組み合わせだ!

 

あるとき、買ってきたカレールウがイマイチ足らずに薄味になってしまったカレーに、イチかバチか足してみたとき、奇跡が起こった。

 

うめぇ!なんじゃこりゃ!?

 

カレーを邪魔せず、味が深くなる。

 

入れすぎると塩気が増してしまうので、ほどほどに加えよう。

 

隠し味に味噌というと、実践上9割の人が驚くが、味噌入りを食べたあとは皆が笑顔だ!

 

 

番外編:ダメな隠し味

入れてみたが、思わしくなかった隠し味が2つある。

ついでにご紹介しよう。

 

もう全然ダメ!

ただただ塩の味がする。

 

さんまの缶詰

魚カレーを好む人もいるので、好みの問題かもしれないが、私は全くのアンマッチだと感じた。

暴れん坊将軍とバイキンマンが戦うくらいの違和感。

 

まとめると

どの隠し味も、過ぎたるは猶及ばざるが如しで入れすぎるとロクなことがないが、適量の隠し味は風味を変えてくれ、いつものカレーがいつも以上に楽しめる。

 

中でも、味噌はおススメ!

少しづつ加えてみて、その素晴らしさを体験してみて欲しい。

 

隠し味は元々のカレーの味あってのモノなので、隠し味に頼りすぎることなく、カレー本体のレベルアップにも励んで欲しい。

 

では、皆の健闘を祈る!

 

っていう話よ。